歯の移動の正確性を高めるための取り組みーラビアルインダイレクトコアーシステムー｜院長＆スタッフブログ |えんどう矯正歯科クリニック

2018年5月31日 (木)

こんにちはお元気でしょうか。

だいぶ湿り気の多い日が増えてきました。

さて、以前歯の裏側にラボワークを用いてブレースを

装着するお話をいたしました。

今回はラビアル・インダイレクト・ボンディング・システム、

つまりラボワークを用いて歯の表側にブレース（ブラケット）

装着を行う目的および方法ついてお話させていただきます。

名前の通り歯の表側にブレースを速く

正確に位置づけるための方法です。

実は表側の場合にはあまり

インダイレクトボンディングはしません。

目視で十分正確につけることが出来るからです。

ただ、症例の中には歯の形態が特殊であったり、

位置異常の度合いが強かったり、

ブレースの接着面が歯の表面の形状に合わないなど

チェアーサイドワークで迷ってしまうような

場合には非常に重宝するテクニックとなります。

写真の方法は柏歯列矯正センターの白須賀先生が

開発された非常にすばらしい

インダイレクトボンディングテクニックで

いわゆる“白須賀法”と言われるものです。

すべての症例がこれで出来ればよいのですが

少々複雑な操作が必要となるため

私は症例を選んで行なっています。

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