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成長期の矯正治療を考えるをテーマとした学会に参加してきました

2017年2月27日 (月)

cid_3e8af5f3-ded5-4aca-89d6-0e16c92f2f61日本臨床矯正歯科医会総会が2月22、23日千葉の成田ヒルトンで開催されました。

今回のテーマは「成長期の不正咬合を考える」ということで日本全国からたくさんの先生が参加され2日間勉強してきました。焦点は成長期の矯正治療が果たしてどれくらいの効果があるのか、治療開始時期、使用装置など。成長期の矯正治療についての考え方は治療開始時期や効果についてまだ統一した見解が定まっておらずそれぞれの先生方の治療方針が主体となっている現状があります。そういう中で日常臨床に携わる矯正歯科としては小学生の患者さんが出っ歯を治したいということで来院された場合学校などで転んだりすると前歯を破折したりする可能性があるため治療を開始します。また上顎前突によりお口が閉じにくい状態であれば前歯の前突を改善することにより口呼吸を鼻呼吸へと改善するためにも矯正治療を開始します。さらに成長期に出っ歯をを改善することはその後の永久歯での歯並びの治療期間を短く出来る可能性があるという意見もありました。当院の考えもこれに賛成で成長発育はそれぞれの人で違いがあるので当然治療開始時期や装置も異なるためまずはご相談いただければと思います。