人との接触の多いスポーツや管楽器を演奏する場合、装置が唇や頬粘膜に当たって怪我をしないようにあたり止めのWaxをお渡ししたりマウスピースを作製いたします。
抜歯は歯が並んでいるあごの大きさと歯の大きさのバランスで決まります。非抜歯で八重歯を並べれば当然歯は前方へ触れるので口元を損ねてしまう場合には抜歯をお勧めします。
まずは検査を受けていただければ開始時期をお伝えすることができます。その上でご決断されたらいかがでしょうか。当院では万一治療開始後転勤が決まっても全国に継続治療を紹介できるシステムがあります。
初めて装置を装着したときに感じる違和感や痛みは1週間程度です。そのときは軟らかいものを食べたり、歯をあまりかみ合わせないようにしていると比較的楽に過ごせます。
症状により開始時期は異なります。通常は上下前歯が生え変わる頃(8~9歳頃)ですが中でも反対咬合は早く始めたほうがよいかみ合わせです(7~8歳頃まで)。上下のあごの成長に差がある場合、成長期に開始することで上下のあごの成長を整えることができれば最終的な歯並びを作る装置の装着期間を短くできる可能性もあります。