2020年6月1日 (月)
歯医者に定期健診に行ってよく歯石取りをされると思いますが
実は歯石そのものは特に害がないんです。ご存知でしたか?
ではなぜ定期的通って歯石取りをしないといけないのでしょうか。
今日は歯垢と歯石の違いについてまとめました。
●歯垢(=プラーク)とは…
歯の表面に付着した黄白色の粘着性のある物体のことです。
歯垢には1gあたり1000億個もの細菌が潜んでいます。歯垢は細菌のかたまりです!!
その細菌の中にはもちろんむし歯菌や歯周病菌なども存在し
ほかにも多くの種類の細菌がいます。
これらの細菌は口腔内から体内に侵入することで、体の健康に害を与えます。
●歯石とは…
歯垢が唾液の成分の1つであるカルシウムと結合することで石灰化してできたものです。
個人差はありますが歯垢は24時間くらいで形成されはじめ、
歯石は大体2週間くらいで形成されます。
歯垢の中には多くの細菌が存在していますが、それが歯石になると
死滅して害を与えなくなります。ですが害を与えないから大丈夫というわけでなく、
歯石の表面は軽石のように凸凹していて細菌の住処になりやすいため
歯医者での定期健診が必要なのです。
歯垢はまだ柔らかいので歯ブラシや糸ようじで落とすことができますが、
歯石になると歯の表面にしっかりくっついているため歯ブラシなどでは
簡単に落とすことができなくなります。歯石になる前に毎日の歯磨きを
頑張って体への入り口を清潔に保ち、体の健康も守りましょう!!
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