こんにちわ。まだまだ残暑きびしい日が続いていますね。体調には十分ご注意ください。

さて、今回は矯正治療で使うゴムのお話をしたいと思います。

《顎間ゴム》をご存じですか？

顎間ゴムは、矯正歯科治療中に口の中で使う小さな医療用の輪ゴムです。

顎間ゴムはほとんどの矯正歯科治療の患者さんに使われています。

使用する目的は、主に上下の顎の咬み合わせのズレを是正するためや、上下の歯をしっかり咬み合わせるためです。

この小さなゴムは自分で口の中に装着し、食事と歯磨きの時には自分で取り外しますので、患者さんの協力が必要不可欠になってきます。

指示通りに使用してくださる患者さんは良好な治療結果を得られやすく、治療期間も短いことが多いようです。

〈顎間ゴムの大きさ、太さ〉は数種類あります。その都度、ゴムの種類と掛ける場所を先生が指示します。

先ほども患者さんの協力が必要とお話しましたが、ゴムかけが十分にできていない場合、サボってしまった場合にはどうなるのか・・・

①いつまでもゴムの力になれることができず、ゴムかけの痛みが続く。そのため、ゴムかけ自体がおっくうになってしまいます。

②治療期間が長くなる。なぜなら、ゴムかけが出来ていない間、矯正治療がまったく進展しないからです。

③状態を悪化させることもある。　ワイヤーに加えた曲げの力はゴムかけをしている状態で正しく作用するように調整してあるので、ゴムかけが不十分な場合、歯には異常な向きの力が加わることになってしまいます。

ゴムかけを忘れずにしっかり使用していただくために、ゴムの置き場所を工夫してみてください。

歯ブラシの近くだけではなく、枕の上にも置いておくと寝る前に思い出して装着することができます。

出かける時にも、鞄の中、ペンケースの中、財布の中など小分けにして持ち歩くことをお勧めします！

矯正治療中のみなさん、がんばってください！

※　当院ではより多くの患者様に矯正の喜びを知っていただくため、ご家族、お友達をご紹介していただいた患者様に素敵な特典をご用意しております。　詳細はお気軽にお問い合わせください。