2018年5月23日 (水)
こんにちわ。最近は蒸し暑い日が多くなってきましたね。今年の梅雨入りはいつ頃でしょうね。
湿気やカビには要注意ですね。
さて、今回は舌の形による歯並びへの影響について少し触れてみたいと思います。
皆さんは舌小帯をご存じですか?舌小帯とは、舌と舌の前歯の裏側につながっている筋のことです。
この筋が短いために舌が上にあがらず、舌を前に突き出すと舌の先端にくびれができて、ハート型の舌になる状態を舌小帯短縮症(強直症)といいます。
このような短い舌小帯は歯並びなどにも影響を及ぼします。おもな症状は
①舌が上がらないためタ行やラ行が発音しにくい。
②口呼吸になりやすい。
③かみ合わせが受け口になりやすい。
④上の歯の歯並びが悪くなる。
↑この④は舌が上あごに押しあてられないことで上あごが狭くなり、歯が並びきらなくなってガタガタとした歯並びになるということです。
対応策としては、
1、小学生くらいになって理解できるようになってから舌を持ち上げるトレーニングをする。(MFT)
2、マウスピース(T4Kやムーシールド)を使った矯正をする。
これは、口や舌の悪い癖を排除しながら歯並びを治していくものです。
3、上の二つをやっても舌小帯が短く、歯並びや発音、呼吸に影響が出る時は手術で切る。
この対応策の1と2は矯正歯科にて行っています。
MFTのレッスンの一つに次のようなものがあります。
★舌の先を上の前歯の少し後ろに当て、舌全体を上あごに吸い上げます。吸い上げた舌を“ポン”と音を出して離します。
この単純な動作がなかなか難しい!出来ない人がたくさんいます!
舌の形や滑舌が気になる方、舌を上あごへ持ち上げられない方はぜひ一度ご相談に行かれてみてはいかがでしょうか?
※当院ではより多くの患者様に矯正の喜びを知っていただくために、
ご家族、お友達をご紹介していただいた患者様に、素敵な特典をご用意しております。
詳細はお気軽にお問い合わせください。
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