2019年12月7日 (土)
今年も残すところ1ヶ月を切りました。
寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、ゴムかけについてお話しいたします。
『ゴムかけ』はしっかりとした嚙み合わせを作るための大事な工程です。
見た目の美しさだけではなく(歯並び)、しっかりとした嚙み合わせもとても重要です。
ゴムかけには顎間(がっかん)ゴム(エラスティック)という小さな輪ゴムを使用します。
ゴムかけは上下の装置の間にゴムをかけゴムの力を利用し、目的の歯を前に引っ張ったり、逆に後ろへ引っ込め
たり微調整しながら出っ歯・受け口・開口といった歯並びや嚙み合わせを整えていきます。(図参照)
ゴムの着け外しは患者さんが行うので、患者さんの協力が必要不可欠です。
使用時間、ゴムを着ける位置(場所)、ゴムの種類(強さ・長さ)はその都度先生から指示があるので守って下さい。
基本的には食事と歯磨き以外は常時使用。食事と歯磨きを済ませて(口腔内を清潔にして)新しいゴムを着けます。
ただし、仕事や学校での着け外しが難しいという方は先生にご相談下さい。
スタート時は、着け外しが難しかったり、引っ張られる痛み・しゃべりづらかったり・口を開いた時の見た目などの
ストレスを感じるかもしれません。しかし、ここでさぼってしまうと治療が進まず、治療期間が延びてしまいます。
(しっかりとした嚙み合わせが得られず、現状の嚙み合わせが悪化することもあります。)
毎日の努力が治療のクオリティーに左右します。地道に毎日使用することで良い結果が得られ、治療期間の短縮につ
ながります。
≪ゴムかけを毎日継続して行うための工夫≫
よく使用する道具と一緒にしまうことで目に触れやすく、着け忘れの予防になると思います。
家では、洗面所(歯ブラシの近く)、机の上、枕元などにおいてください。
学校や職場など外出先へは、小分けにしてカバンの中、財布の中、歯磨きセットの中、筆箱の中などに入れて持ち歩
きをしてみてはいかがでしょうか?
私たちと一緒に頑張って行きましょう。
*当院では、より多くの患者様に矯正の喜びを知っていただくため、
ご家族、お友達を紹介していただいた患者様に素敵な特典をご用意しております。
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