2020年1月27日 (月)
突然ですが…
鼻呼吸は口呼吸に比べて、私たちの身体にとても優れていることを皆さんご存知ですか?
鼻には鼻の毛や鼻の奥にある繊毛がフィルターの役割をし、ほこりや細菌・ウィルス・花粉などをシャットアウトして、肺や体内に入り込まないようにします。
口にはフィルターの役割がないので直接のど、肺や体内に入り込みます。
口呼吸をしていると歯並びや口腔内乾燥による歯周疾患(虫歯・歯周炎・口臭など)やアレルギー疾患・自律神経の乱れ・睡眠、集中力の低下・嚥下機能の低下など様々な影響を及ぼします。
口呼吸になる要因として、歯並び(出っ歯・開口など)・口の周りの筋肉(唇・頬など)や舌の筋肉の低下・鼻炎などがあげられます。
ここで鼻呼吸をするためのトレーニング方法を紹介します。
【あいうべ体操】毎日年齢問わず誰にでもできます。①~④を声をだしながら3~5秒かけて5~10回くりかえします。
1日30回を目安に!無理のない範囲で行ってください。ただし顎関節症の方(疑いのある方)は『いー』と『うー』を繰り返します。声が出せない時は出さなくても構いません。
①大きく口をあいて『あー』
②しっかり唇をひいて『いー』
③唇をおもっきり突き出して『うー』
④下あごにめがけて『べー』
【口を閉じる】鼻の通りをよくしてから行ってください。例えば、起きている時(テレビを見ているときや読書など)に、5㎜幅くらいのサージカルテープを上下の唇をまたいで鼻の下から縦に貼って鼻呼吸の練習をしてください。(無意識の寝ている間も口を閉じて鼻呼吸できるように)慣れてきたら貼ったまま寝てください。ただし鼻炎の方は無理をしないでください。鼻炎の方には鼻うがいがおすすめです。
あいうべ体操は風邪やインフルエンザ予防の他に女性に嬉しい小顔効果もあるそうです。
ぜひ、歯並び改善やその他の予防・免疫力アップのためにも常に意識して口を閉じ、トレーニングを実践して鼻呼吸をしましょう。そして鼻呼吸で健康になりましょう~
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