2018年2月28日 (水)
先日日本臨床矯正歯科医会大会が岡山で開催され参加してきました。
天気もよくなんとなく春を思わせる陽気でした。
テーマは温故創新 -矯正歯科臨床の未来を拓くー
と題して行なわれました。
中心となる講演は骨格性上顎前突(いわゆる出っ歯)で議論の中心は成長期の骨格性上顎前突に対して早期治療は有効か否か。
骨格性上顎前突は上あごの前方への過成長に加え下あごの劣成長タイプが多いのが一般的です。そこで成長期の治療において上あごの過成長を抑制し下あごの成長を促進することが計画通りにいかなくても上あごの前歯をある程度下げることが出来れば衝撃による前歯破折および発音、嚥下の問題をある程度改善することが出来ることから主訴の改善は十分達成できると思います。私は成長期の治療には賛成です。
岡山は中学の修学旅行で訪れたことがありました。そのときの思い出の地鷲羽山に立ち寄ってみました。昔に比べて展望台はきれいに整理され当時はなかった瀬戸大橋の堂々たる勇姿は島々に橋脚を固定して岡山県から四国の香川県へと続き思わず見とれてしまいました。
次の日は朝食をとりに倉敷へと足を運びました。美観地区は町並みも風情がありなんとなく気持ちが落ち着くのを覚えました。
全体的にゆったりとした印象を受けた岡山はまた是非立ち寄ってみたいところです。
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